皆さんこんにちは、学生投資家のR(@R_asset20)です。
先月のリバ取り報告に続き、今月も振り返りを行っていこうと思います。
先月の投稿はこちらから↓
今月は自身の選定銘柄が光り、底近い資産から一気にプラ転まで持っていく事に成功しました!今月は先月の反省を活かして投資スタイルを変えた事もあり、その方法が相場にマッチした感じです。
その方法とは、「銘柄の超絶精査」と「中期保有スタイル」の組み合わせです。元々短期では利益をあまり出せず、これまで大きく利益を出せた千趣会やチャットワークなんかは同様に先回りの中期投資であったため、原点に戻りその方法を活用する事にしました。
決算凸で資金を減らした前半戦
今月はGW明けから決算ウィークで、コロナで業績がよくなる業種、そして大幅に業績が悪化した企業、大きく2つに大別され、それに合わせて株価も大きく変動する形となりました。銘柄によっては大きく買われたり、売られたりするため、銘柄選定が非常に重要である月だったと感じています。
しかし、僕はなんとなく決算凸をして資金を減らしてしまいました。これについて反省点があるので記載しておきます。
(6916)アイ・オー・データ
通信機器・ディスプレイ等デバイス製造・販売の日本企業です。有名なので皆知っていると思います。僕もアイ・オー・データの製品を過去に買った事があり、質も良いので個人的には応援している企業です。
コロナでテレワークによるディスプレー・通信機器・PC周辺機器等の需要が急増しており、Amazonのショップも慢性的に売り切れが続出していたため、「これは予想以上売れてるのでは無いか」と感じ、900円前半でエントリー、その後期待で株価1000円超まで上昇し、決算を跨ぎました。
しかし、結果は惨敗です。3Qでは増収どころか、減収減益。さらに下方修正と不正アクセスによる個人情報の流出についてのお知らせも開示され、ダブルパンチで悪材料を食らいました。
不正アクセスについては予想不可能ですが、こういったITサービスを提供している企業にこのようなサイバー攻撃のリスクは常に潜んでいます。これは今後意識していこうと思いました。
大事なのはここからです。
当社グループに関係するPCや家電、スマートデバイス等のデジタル機器の国内市場では、期の前半を牽引したPCの更新需要も2020年1月14日のWindows7のサポート終了を境に落ち着きつつある中、学校のICT環境整備に関心が集まりました。また、新型コロナウイルスの感染拡大の下、サプライチェーンの停滞が生じる一方、テレワーク関連需要が生まれました。
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
こうした中、当社グループは、期を通じ商品・サービスの拡充により成長分野の需要獲得に励みましたが、2月の春節(旧正月)以降は、サプライチェーンの乱れと通常とは異なる需要の急増により、一部商品の欠品を余儀なくされました。
Amazonの慢性的な品切れは、売れているのではなくそもそも製造・供給ができていないという事のサインでした。
ある程度のデータがあっても、その裏にある事情まで様々なシナリオを予測できなかったのは投資家失格です。今後は「本当にそのような因果関係があるのか?」というとこまで突き詰めて銘柄を買おうと思います。
(3796)いい生活
不動産テックのリードカンパニーである「いい生活」です。こちらは純粋に自分が好きな企業であったため、業績成長するのではと思い、元々目を付けていました。
2020年3月度 月次概況(速報)に関するお知らせで、このようなコメントがありました。
- 2020 年 1 月 27 日に公表いたしました修正連結業績予想を、売上・利益ともに上回る見込みとなったため、連結業績予想の再修正を本日発表しております。併せてご参照ください。
- 当社では 2 月末から在宅勤務推奨、4 月 8 日から原則在宅勤務に移行しており、企画営業、エンジニア、顧客サポート、コーポレート部門も全面的に在宅での業務遂行となっておりますが、もともと業務の多くはクラウド対応しており、現時点で業務遂行面における影響は出ておりません。
「影響が出ていない」と言い切る姿勢、そして直近で上方修正が出ていた事から、「悪すぎる決算は無いだろう」という事でリスク低めの決算凸をしました。
しかし、結果は次の日に売られる展開に。決算自体の見栄えは良かったのですが、サプライズも特になかったので買われる展開にはなりませんでした。
早売りすれば損の拡大はありませんでしたが、リスクが低めだと思い少し多めのロットを積んでいたのも少し問題だったのかもしれません。下落に耐えきれず、かつ今後の業績も非開示で不安な点もあったので、損切りするという結果になりました(その後株価は上昇…)
決算通過銘柄を購入する事で巻き返し
2度の決算跨ぎの失敗を経験し、案外コロナの影響が大きい事に気付きました。そこで、決算凸をするのはハイリスクであると感じ、決算を通過したモノに対して買いを仕掛けていこうと考え方を変化させました。
実際好決算銘柄は、決算の次の日に上昇しても尚買われていたので、そのような前例から好決算銘柄を買う事にはある程度安心感もありました。
(3680)ホットリンク
色々と時間を使って週末に調査した結果、最もピンと来たのが「ホットリンク」というSNSマーケを中心に事業を行っている会社です。ホットリンクはSNSマーケの他にも中国越境EC支援やプロモーション・マーケティング、そしてアメリカの子会社でSNSデータ解析とデータアクセス権を販売している優良企業を抱えています。SNSマーケティングも、中国ビジネスも、SNSデータ販売も、全ての事業で順調に売上高が推移しています。
赤字の企業なのは前々から知っていましたが、遂に黒字化を目指すフェーズが見えてきたので、大きく勝負を賭けてエントリーする事に決めました。
基本的に赤字だった企業が黒転するときはかなり評価され、その後の予測成長曲線が大きければ大きいほど、株価も跳ね上がります。VEGAとか見るとよくわかると思います。ホットリンクは売上を増加させながらも前期で継続して赤字を出し続けてきましたが、今その期待が乗っかっている段階です。
そして新たなデータアクセス権についての発表も、決算のタイミングではなく近々発表という事で材料が控えていたので、その材料上げもあるかなあと期待して保有をしていました。
予想は大当たりです。300だった株価は複数の材料を跨ぎながらその後400を余裕で突破し、現在450付近で推移しています。貸借銘柄のため利益確定や空売りを受けながらも上昇傾向にあります。個人的には目標時価に到達していないため、まだ評価されると思い保有を継続しています。
次の決算で通期黒字化の期待がさらに高まれば、さらに買われていき、高値の位置で決算を上手く通過すれば余裕で4桁も視野にある感じています笑
この銘柄にほぼ全ての資金を投入していたため、自身の資産は大幅高で着地しました。この他にも沢山銘柄を調査しましたが、自身の感覚がクリーンヒットした感じを味わえて、少し成長した気分です。
利益を確定する事も大事ですが、とにかく良い銘柄はギリギリまで引っ張る事が大事です。これまでもそうでしたが、早売りすると損です。仮に自身の感覚にズレがある場合は株価が逆方向にいきますが、その時は損失を勉強代だと思えば良いと考えています。また、現在は金融緩和・財政政策によるバブル懸念もあるため、下で集めた玉は大事に利益確定するのが大事だと思います!たとえ銘柄が評価されなくても、株価が上昇するケースが考えられるからです。
まとめ
【 5月運用成績 】
- 最終資産額:1,284,038円(前月比+57.8%!!)
- 年初来成績:-27%→+13.2%!!(プラ転!)
今月の成績に関しては特に不満はありません!自身の反省も成長も感じる事ができ、とても良い転換点になった月だと思います。
これまでずーーーっと(1月から)年初来マイナスでしたが、しっかりと相場に乗るチャンスを掴めた事がとても嬉しいです。諦めなければ相場で復活する事ができるという自身の考えを体現できました。
地合いが悪いとここまで資産を伸ばせないので、地合いにも感謝しつつ、来月も自分の中の軸をしっかりさせて投資をやっていければと思います。
YHは細かい数字忘れたのですが、160万ほどだったと思います。まずはそこを超える事を目標にします!
また、今回のレポートが誰かの参考になれば幸いです!