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「SBI証券 株」アプリがメジャーアップデート!歩み値やテクニカル指標、スクリーニング機能等を追加で神アプリに

「SBI証券-株」アプリがメジャーアップデート!歩み値やテクニカル指標、スクリーニング機能等を追加で神アプリに

株式投資において、基本的に細かいリアルタイム分析をしながらの取引は、アプリと比較するとPCソフトの方が優秀です。

しかし、最近はスマホだけで取引する投資家も増えてきているので、スマホアプリもPCソフトと同機能を持たせる事で他社との優位性を出している証券会社も多いでしょう。

そんな中で、先日(2020/3/27)、SBI証券の株アプリが久々のメジャーアップデートが入りました。

今回SBI証券の株アプリで追加された新機能はこちら。

v3.5.00で追加された機能一覧

  • スピード注文画面の追加
  • 株価アラート機能によるプッシュ通知追加
  • 詳細検索が可能なスクリーニング機能の追加
  • 銘柄情報に歩み値を追加
  • ウィジェット機能の追加
  • チャートのテクニカル指標の大幅追加
  • マーケットの主要指標追加

これらの機能について具体的にどの様になったのか、スクリーンショット付きでわかりやすく解説していきます!

スピード注文画面でリアルタイム分析が可能に

SBI証券 株」アプリでは、以前まではチャートを見ながら注文を出すことは出来ませんでした。しかし、今回のアップデートにより「スピード注文画面」というボタンが取引時ポップアップ画面に追加されています。

このボタンをタップすると、初回は次のような設定画面へと遷移します。スピードと注文に関する詳細な設定項目をこの画面で設定することができます。

設定できる項目は以下の5つです。

スピード注文の設定項目

  • 足種
  • 更新間隔
  • ワンタップ注文ON/OFF
  • 執行条件なし/IOC
  • 信用建玉返済順序

スピード注文はリアルタイム性重視なので、足種は1分足(もしくは5分足)・更新間隔は1秒が最適です。

ワンタップボタンをオンにすると、売買ボタンのタップのみで確認ポップアップ等は出ず、即注文完了となります。

また、執行条件でIOCを選択していても、スピード注文時市場がSORまたはPTSで設定されている場合は「条件なし」に切り替わって注文が出されてしまうので、その部分は注意しましょう。

全て設定できたら「同意事項を確認」ボタンを押し、次の同意画面の確認に進んで下さい。

同意事項に同意したら、スピード注文機能が使えるようになります。

例として(4448)Chatworkの画面をサンプルとして置いておきます。

レイアウトはこのような構成になっている

画面上部に設定した足種でチャートがリアルタイムに表示され、画面下部には歩み値・板が同時に確認できるレイアウトで表示されています。

右上に鍵マークが表示されていますが、これは誤タップによる誤注文を防ぐために用意されています。これを押すと画面底の注文ボタンにロックがかかります。もう一度押すと鍵マークが解除され、同時に注文ボタンもアクティブになります。

具体的な注文設定をするには、△ボタンを押して設定をします。

この画面では、「現物」「信用新規」「信用返済」と項目が分かれており、スムーズに移行できるようなインターフェースとなっています。個人的にはとてもわかりやすいです。

これまで市場選択がデフォルトでSORになっていたSBI証券も、ようやくデフォルトで東証を選択できるようになりました(厳密には少し前に実装された機能です)。

ここでは市場・数量・執行条件・許容値幅(Tick)・預かり区分を設定できます。

既に同株を保有していた場合、その保有数量と取得単価・含み損益も表示されていますね。

小さい画面によくこれだけ分かりやすく表示を詰め込めたものです。ユーザーに優しいインターフェースになっていると思います。

昔の通常の注文画面はこのような感じだったので、スピード注文では非常に利便性が高まっていることが分かります。

株価アラート機能追加。プッシュ通知も可能に!

SBI証券の株アプリに追加された新機能として「株価アラート機能」が追加されました。これはかなり有用な機能で、監視銘柄が急騰/急落が来た時にある程度対処出来る様になると思います。

ただし、リアルタイムに銘柄のアラートを完璧に保証するものではないため、あくまでサブ的な位置で利用するのが良いと思います。

実際にポジションを持っていて、一定のラインを超えた場合に必ず決済したい場合は「逆指値成行注文」をしておくのが最も確実です。

さて、株価アラート機能ですが、(9984)ソフトバンクグループの画面で説明していきます。

まず、銘柄の画面で右上にベルマークがあると思います。それをタップしてください。

これまではこのボタンは企業情報通知を設定するときのボタンだったのですが、ここに株価アラート機能が追加されています。

アラートを追加したい場合、「新規アラート追加」ボタンを押してアラート設定を行います。

アラート設定画面では、アラートのON/OFF・アラート基準・市場・目標値・再通知ON/OFFの設定をすることができます。

アラート基準は株価だけでなく、前日比の%設定や出来高等でもアラートを設定することができます。

また、再通知設定では「同銘柄・同条件」を再度通知させる機能であり、これにチェックを入れておくと条件を達成するたびに何度もアラートが配信されます。

通知は1日1回のみという部分に注意してください。1度達成すると、同日ではそれ以上通知が行かないので、気をつけましょう。

アラート設定は同銘柄に対して3つまで設定することができます。よりアラートを追加したい場合は左上の「新規アラート追加」ボタンで追加できるようになります。

詳細検索が可能な機能の追加

画面下部の固定ナビゲーションバーの検索画面に、これまで無かった新しい項目が追加されています。

決算日・スクリーニング・チャート形状です

決算日検索機能

決算日検索機能が新たに追加されました。これまでは外部サイトで決算銘柄を調べないといけませんでしたが、これでアプリ内で決算日の確認が完結します。

銘柄名からは残念ながら検索できませんが、直近の日付でまとめてその日の決算銘柄が表示されます。

決算発表予定日については(予定)という風に表示され、各証券取引所にて発表された日付が採択されています。

スクリーニング機能

スクリーニング機能も新たに追加されました。スクリーニングでは様々な項目で銘柄をふるいにかけることができます。

初期のスクリーニング項目一覧

  • 市場
  • 規模
  • 採用指数
  • 業種
  • 企業スコア(企業スコア統合・財務健全性・収益性・割安性・安定性・株価モメンタム)
  • 投資金額設定

規模(小型・中型・大型)については大型が時価総額上位100銘柄、中型が時価総額101位から500位、小型が時価総額501位以下という風に基準が設けられています。

また、企業スコアというものは、株価や財務、収益予想データ等を利用してリフィにティブ社が定義した定量分析により算出した数値を採用しています。各10段階で、10が最高評価を表します。

また、このメイン項目の他にも検索条件を追加でき、財務・コンセンサス・株価パフォーマンス・テクニカル・その他の項目でさらに検索する事ができます。

かなり細かくカスタマイズできるので、是非試してみてください。

チャート形状検索機能

チャート形状では、チャートの形で銘柄を検索できる機能です。アプリでも検索できる様になりました。

25分類・9分類と分類数も変更でき、チャートで銘柄を選ぶ人にとっては結構有用な機能だと思います。

個人的には僕はあまり使いませんが、ここから色んな銘柄を知れるきっかけになりそうなので暇な時に触ってみようと思います。

歩み値の追加

この機能、いつ搭載されるのだろうかと待っていました!歩み値の表示機能が今回のアップデートで追加されました!

SBI証券の株アプリではこれまで歩み値が見れないのが非常に欠点だなと思っていたので、これで結構ユーザーが定着するのではないかなと思います。

僕もスマホだけで確認するときは歩み値を楽天証券のiSPEEDで見ていたので、交互にアプリを立ち上げる手間を省ける事になります。

とても嬉しいです!

ただ、細かくは分数までしか表示されないのが微妙ですね。最近はアルゴトレード等も活発に行われているので、そういったものは秒数まで表示できていると判別しやすくなるのですが。。。

次回のアップデートで追加される事を期待しておきましょう。(開発者さん、よろしくお願いいたします!)

ウィジェット機能の追加

今回のアップデートから、監視銘柄をウィジェットに追加できるようになりました。

これでアプリをわざわざ立ち上げなくても、気になる数種の銘柄に関してはウィジェットを見るだけで確認できるようになります。

恐らくiOSのみの機能と思いますので、iOSの人は積極的に活用すると良いかと思います。

設定画面からウィジェット設定をする事ができます。

ウィジェットに表示するリストを事前に作成しておき、それを選択する事でウィジェットに表示する事が可能です。

これで表示される様になりました!

チャートテクニカル指標の大幅追加

チャートのテクニカル指標も大幅に追加されました。

具体的には以下の項目になります。

ここにタイトルを入力

  • メインチャート:指数平滑移動平均・多重移動平均・パラボリック
  • サブチャート:移動平均乖離率・サイコロジカル・標準偏差・モメンタム

僕はテクニカルについてはあまり勉強した事がないのでわからないですが、この機会に色々見てみようと思います。

テクニカルトレーダーの方にとっては非常に嬉しい追加機能ではないでしょうか。

マーケットの主要指標追加

マーケット画面に以下の指標が追加されました!

ここにタイトルを入力

  • 指標:マザーズ指数先物・NYダウ先物
  • 為替:豪ドル/ドル・ポンド/ドル

NYダウ・マザーズ先物が追加された事でSBI証券株アプリ内で完結できる事が多くなりました。また、為替もある程度追加されています。

NYダウ先物なんかは結構需要あると思うので、とても良いですね!

おわりに

SBI証券 株」アプリはSBI証券が提供するAndroid/iOS両プラットフォームでサクサク動く取引アプリです。

市場が混乱していた時も、あまりサーバーダウンが起きることも無く、動作が重くなることも特に経験した事はありません。(ちょっと前は色々投資家さんから言われる部分もありましたが。。。大分改善していると思います。)

SBI証券は僕も個人的に愛用していて、アプリに関してもとても使い勝手が良いです。今回のアップデートで割と完成形に近づいていると思います。

まだ口座開設していない人は、是非SBI証券で口座開設をし、アプリの使い心地を確かめてみてください!

以上、SBI証券株アプリのメジャーアップデートレポートでした。

結構神アプリでは。。。?

皆さんは、何の証券会社のアプリを使ってますか(それともアプリは使わない派でしょうか)?使い心地はどうでしょうか?

何かありましたら、コメントしてくれると嬉しいです!参考にします!

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